ネット銀行は勤続年数が少ない人や非正規雇用、自営業者などには審査が厳しく行われます。

ネット銀行の住宅ローンのデメリット

困惑する女性

ネット銀行の住宅ローンは低金利と充実した団信繰り上げ返済無料などの特典で人気を集めていますが、店舗型銀行に比べたデメリットもあります。

 

最大の課題は審査の厳しさです。ネット銀行は公務員や大企業勤務には強いですが、勤続年数が少ない人や正社員以外の雇用形態、自営業者にはシビアです。
審査への柔軟性がなく、一度審査不可の連絡が来ると交渉の余地はありません。
利用者の口コミを見ると、担当者の対応が悪く、手続きに時間がかかるなどサービス品質に不満を漏らす声が目立ちます。

 

 

申込者窓口の対応が悪い

住宅ローンを利用するか迷っている人向けの申込用窓口の対応は良くても、書類提出や審査手続きを行う申込者手続きを進める人の対応が悪いケースがあります。
一般的にネット銀行は、既存申込者や借入中の人で2つの窓口を分けて業務を行っています。
口コミでよく見られる意見をご覧ください。

 

  • 担当者の態度が悪い
  • 電話しても担当者が繋がらず、折り返しの連絡が遅い
  • 案内される書類が分かりにくい

 

金利や手数料が安いから許せるけど、対応には不満を持つという意見が目立ちます。
住宅ローンの手続きは、購入したい物件を抑えたり、引渡し日を決める上で重要なものです。
人生最大の買い物でもあるマイホームを買う中で、手続き中にストレスを感じると気分が落ちてしまいます。
それでも、総額で数十万円から数百万円の節約ができれば、ある程度は目をつぶれるものです。

 

 

手続きに時間がかかる

住宅ローンの審査時間は一般的に1週間前後かかります。
しかし、低金利ランキングで常に上位に入るソニー銀行の場合、最短60分で仮審査を出すなどスピードには定評があります。
これは属性や年収、信用情報機関など簡単な項目で、定められた基準をクリアしないと審査に通らないことを意味しています。
仮審査までは早いので、物件の売買契約まではスムーズに進めることができますが、本審査を完了させるまでの手続きに時間がかかります。

 

仮審査後に書類を揃えるなど本審査で時間がかかるのは店舗型銀行でも共通ですが、住宅ローンは郵送でのやり取りになるので不備や不明点があった時に手間取ります。
案内が分かりにくくて問い合わせをしても返答がすぐ返ってこないことがあり、不備があれば再度郵送でのやり取りが必要になります。
求められる提出書類が多く、書類を全て揃えてから本審査が可決するまでの時間も長めです。

 

ネット銀行の住宅ローンを利用する時は、決済日と引渡し日が少し遅れる可能性があることを認識しておきましょう。

 

 

現金の引き出しが不便

ネット銀行は振込による入金、出金が基本です。
給与振込の行われるメインバンクと提携していなければ振込手数料を取られてしまうことがあります。
毎月振込手数料を負担すると、低金利の意味が薄れてしまうので注意しましょう。

 

手数料無料の提携ATMを用意しているところもありますが、硬貨の引き出しには対応できません。
完済した時には3桁の端数を引き出すには送金手数料を負担しないといけないなど、預け入れているお金を現金に変える場合に使い勝手が悪いです。