JA住宅ローンを利用するには農協の准組合員になる必要がありますが、1万円ほどの出資金で准組合員になれます。

JA住宅ローンとは

住宅ローンの中でもJAバンクのJA住宅ローンは一般の銀行ローンとは異なる特徴を持っています。

 

場合によってはメリットが大きくなるケースもありますので、検討の余地に入れてみる価値はあります。

 

 

JA住宅ローンとは

JAバンクは農協が運営する銀行で、テレビCMに力を入れるなど、農協組合員以外の一般の方にも広く認知されています。

 

誰でも気軽に口座を開設できる預金口座とは違い、JA住宅ローンは農協の正組合員か准組合員になる必要があります。

 

正組合員は農業を営む人しか加入できませんので、一般の人がJA住宅ローンを利用するには准組合員になる必要があります。

 

准組合員になる為に必要な出資金は農協の地域によって若干異なる場合もありますが一般的には1万円程度の出資金で准組合員となれますので、JA住宅ローンの恩恵を考えれば少ない負担額と言えます。

 

 

JA住宅ローンを利用できる条件

准組合員になっても、必ずJA住宅ローンを利用できる訳ではありません。

 

JA住宅ローンを利用する為の最低限の申し込み条件は

  • 前年度の年収が200万円を超えている
  • 団体信用生命共済に加入できる人
  • 20歳以上(一部農協では23歳以上)66歳未満で完済時年齢が80歳未満である事
  • 勤続年数3年以上
  • 融資額5,000万円以内

などとなっていることが多いです。

 

JAバンクは地方ごとに独立採算性を取り入れている為、同じJA住宅ローンでも住んでいる地域のJAバンクによって、加入条件や審査基準・貸付条件が異なる事があるので詳しくは最寄りのJAバンクに問い合わせをするようにしましょう。

 

 

JA住宅ローンの商品ラインナップ

JA住宅ローンには、各地域のJAバンクごとに商品ラインナップも金利も異なります。

 

ここではJA住宅ローンの中でも取り扱い地域が多い定番商品の紹介をいたします。

 

とくとくプラン

変動金利型と10年固定金利型に適用されるプランで、店頭表示の固定金利よりも貸付期間内で一定の割引を受ける事ができます。
変動金利型の場合は1.5%~1.7%前後の割引適用を受けられる設定が一般的で、10年固定金利型では1%前後の金利で融資を受ける事が可能となります。
原則保証人は不要で一律3万円前後の保証料が必要となります。
常に店頭金利よりも安い金利が適用される変動金利型でメリットが大きい商品と言えます。

 

JAバンクの主力は階段金利型

それぞれの地域のJAバンクによって、名称は異なりますが、多くのJAバンクで一般の銀行が取り扱う階段金利型ローンに比べても強みがある商品を取り扱っています。
階段金利型を検討している型はJAバンクへの相談をおすすめします。

 

取り扱いが廃止された「あんしんプラン」

一時期JA住宅ローンの代名詞とも言える人気サービスとなったのが、あんしんプランなどと呼ばれる常に公庫の金利よりも0.1%安い金利で融資を受けられるプランでしたが、現在では取り扱いが中止されています。

 

 

JA住宅ローンは審査が甘い

全ての人に言える事ではありませんが、JA住宅ローンの審査はメガバンクや地銀などと比べても審査基準に独自性がある部分があります。

 

一般の金融機関に比べて融資可能額が多いという報告も多く、他社の審査で満足の行く審査回答を得られなかった人はJAバンクに相談してみるとよいでしょう。
希にJAバンクでは審査に落ちたけど、メガバンクだとすんなり審査に通ったという報告例もあります。

 

ただしJA住宅ローンを利用するには、火災保険もJA共済の加入が義務付けられたり、JAバンクから公共料金の引き落としをする事が義務になったりと制約や多い事もありますので気をつけましょう。