住宅ローンの審査基準と審査金利を理解して、有利な条件になるように心がける

審査基準と審査金利

住宅ローンにおける審査基準は融機関毎に独自の手法を用いています。

 

金利が安ければ審査が厳しいという傾向も無い訳ではないですが、それ以上に金融機関ごとの審査基準が重要で、金利が高い住宅ローンの審査では希望額の融資枠がでなくても、金利が低い住宅ローンで希望額の審査が通る事もあります。

 

 

住宅ローンの審査項目

各金融機関によって項目が違ったり、重視されるポイントが変わる事はありますが、一般的には以下の項目で住宅ローンの審査が行われます。

  • 完済時年齢
  • 借入時年齢
  • 年収
  • 勤続年数
  • 返済負担率
  • 担保評価
  • キャッシング・自動車ローン・クレジットカード等の他の債務の状況や返済履歴
  • 健康状態
  • 性別
  • 雇用先の規模・信用性

 

 

住宅ローン審査で重要な役割を担う「返済負担率」

住宅ローンの審査基準で、年収が高かったり、完済時年齢が若ければ審査が有利になるのは単純な計算で憶測がたちますが、返済負担率は審査を受ける人の多くがあまり理解していない傾向があります。

 

返済負担率とは

返済負担率=借入金額の年間返済額 ÷ 年収
の計算率で求められます。

 

実際には審査金利によって返済負担率は変わってきますので、審査を受ける前の段階で性格な返済負担率を算出する事は難しいです。

車とキャッシュカード

 

また、借入金額の年間返済率は審査を受ける時点で自動車ローンやキャッシングなどの他の借入金額があると、それも含めて算出されます。

 

住宅ローンの審査を受ける時には他の借入がない状況の方が有利となります。

 

 

返済負担率は年収によって、審査基準が変わる

返済負担率は簡単に言うと、年収に対して、年間の返済率が何%になるかという内容ですが、その審査基準は年収によって変わってきます
年収が高ければ、返済負担率は高くなる傾向があり、年収が低いと返済負担率の審査基準が厳しくなります。

 

一般的な年収ごとの審査基準の目安
  • 年収300万円以下  返済負担率20%まで
  • 年収400万円以下  返済負担率30%まで
  • 年収500万円以上  返済負担率35%まで

 

これはあくまでも目安となり、住宅ローンの商品の種類によっても変わってくるケースがあります。

 

今回の例を参考に審査基準を考えると、年収300万円の場合は、返済負担率が20%となり最大で年間60万円。
月々の返済額が5万円までの内容でしか住宅ローンを組めない計算となり、年収500万円の場合で返済負担率が35%で審査が通れば年間175万円月々14万5千円ほどの返済額での審査が通る可能性がある計算になります。

 

返済負担率が基準年収と比較して低いのであれば、高い返済能力があると判断されて、審査金利が安くなる可能性があります。

 

 

他社からの借り入れ情報はとても重要

住宅ローンを扱う金融機関は必ず信用情報機関から、審査を受ける人の過去も含めた他社からの借り入れ状況と返済状況を確認します。

 

現在進行形で借り入れがある場合は返済負担率に影響がでます。

 

審査が厳しい金融機関ではここでスマートフォンなどの携帯電話の分割払い額も反映されるケースがあります。可能であれば、住宅ローンを組む直前ではスマホを買うときになるべく一括購入を心がけると良いでしょう。

 

万が一過去に他社からの借り入れで返済遅延などをしてしまった場合は信用情報機関に事故情報として履歴が残っていて、審査が非常に不利に働く事があります。

 

一般的な信用情報機関の事故情報の掲載期限は5年となっています。

 

過去に返済遅延の経験がある場合はその時期から逆算して5年などの基準となる節目が近い場合は、事故情報が消える期間になるのを待ってから審査を行うと有利になるケースもあります。

 

信用情報機関の事故情報は個人でも確認する事ができる場合があるので、不安がある方の場合は自分の信用情報機関の掲載状況を確認しておくとよいでしょう。

 

日本の主要な信用情報機関は

  • JICC
  • CIC
  • JBA

などがあります。

 

 

こういった返済負担率や他社借り入れ金額の状況などさまざまな項目で余裕を持った審査を行う事で審査金利が安くなる傾向がある事を認識しておきましょう。